この年から始まった、この連載コラム。途中、立東社倒産騒ぎもありましたが、約半年で復活し、2003年現在、6年以上続いています。当初は、読者の関心をひくためには、テキストだけではなく、写真でヴィジュアルも充実させたフォト・エッセイ&リポートのようなものとして、依頼を受けました。現在は、もっぱらライヴ・リーポートを中心にしていますが、この頃は店紹介や、ギャラリーを取り上げたりもしていました。NYに観光できた人が、ガイド・ブック片手で行けるメジャー店や、日本でも体感できるビッグ・ネームのライヴはあえて避け、日本では見られないようなメンバーのセッションや、コアなグループを取り上げることを、心がけています。今後の、展開にも乞うご期待!!
Jazz Life誌 連載 New York Jazz Witness
1997.8 Summer Jazz Festival In New York
記念すべき連載第一回は、夏のNYジャズ・フェスティヴァル・ガイダンス。この頃は、アメリカがバブル真っ最中で、大型フェスティヴァルが多かった。1997.10 Brazilian Summer in New York
リンカーン・センター、エブリー・フィッシャー・ホールを、マエストロ・カエターノ・ヴェローソのファルセット・ヴォイスが包み込む至福の瞬間。スモール・クラブ、ジンク・バーを包み込むサンバの熱いビート。NYの夏を彩るブラジリアン・ミュージック!!1997.11 Jazz Records & CD Shop in New York City
世界一のカタログ充実を誇る日本のレコード店には及ばないまでも、NYにも個性的なマニアックな、レコード店が、ある。その中でもコアな、ジャズ・レコード・センターと、ヴィレッジ・ジャズ・ショップ(現在は閉店)を紹介しよう。1997.12 Monk's World @ The Jazz Gallery
スタイリッシュなプレイと、奇矯癖で知られた天才セロニアス・モンク。ポートレート写真と、オマージュ作品で、その実像に迫るギャラリー・ショウ。Jazz Life誌 Special Report
1997.11 Texco New York Jazz Festival
97年の6月に、ニッティング・ファクトリーの主催でひらかれた、テキサコ・ニューヨーク・ジャズ・フェスティヴァルは、世紀末から21世紀にかけてのNYジャズ・シーンの変遷の萌芽が、多く見られた。評論家の寒川光一郎と、私、常盤武彦が対談で分析。