Article 2004
Jazz Life誌 特集
2004.4 1990's New York Jazz Decade
多くの新人が頭角をあらわし、多様化した90年代のニューヨーク・ジャズ・シーンを再検証。この熱い季節の鼓動は、21世紀のジャズ・ビートを刻み続けている。Jazz Life誌 連載 NY Jazz Witness
2004.1 Chuck Stewart (Photographer) Interview
1948年からNYを拠点に活動した写真家チャック・スチュアート。彼のレンズは、エリントン、ベイシー、マイルス、モンク、コルトレーンらとの、公私にわたる交流を、捉えてきた。激動の時代を記録してきた歴史の証言者に訊く。2004.2 Robert Randoph & The Family Band @ Roseland
メジャー第2作の「アンクラシファイド」も好調な、ゴスペル・ミュージックの申し子、ロバート・ランドルフが、ファミリー・バンドとともに、超大型クラブ、ローズランドに出演。その快進撃は、もう誰も止められない!!2004.3 31st Annual IAJE Conference in New York
恒例のIAJE(国際ジャズ教育者協会)の年次総会。今年はNYで、盛りだくさんな企画が催かれた。NEAジャズ・マスターズ授賞式、モダン・ビッグバンド・ヒストリー、リーブマン、ブレッカー、ロヴァーノのサックス・サミットをフィーチャーした、スペシャル・リポート。2004.4 Dreyfus Night in New York
マーカス・ミラーが、NYのニュー・スポット、タイム・ワーナー・プラザで、レアなフリー・ライヴ。 若き日のジャムを、思い出してのスペシャル・セッション!!2004.5 Monksie Land @ Iridium
スタイリッシュなプレイヤー、スティーヴ・レイシーとデイヴ・ダグラスが、セロニアス・モンクを素材に競演!! モンクス・ミュージックの真髄に迫る。2004.6 Luciana Souza @ Joe's Pub
ジャズ、ブラジリアン、クラッシック・ミュージックと幅広く活躍するシンガー、ルシアナ・ソーザが、チリの詩人パブロ・ネルーダ、スペインの作曲家フェデリコ・モンポウへのオマージュに挑む!!2004.7 Bill Frisell Trio @ Jazz Standard
ワン・アンド・オンリーなギター・ギタースタイルで、独特の音楽宇宙を構築するトリック・スター、ビル・フリゼールの新ユニットは、すべてが予測不可能なスリリング&スーパー・トリオ!!2004.8 Uri Caine Bed Rock @ The Village Vanguard
ジャズ・ピアノへ既成概念を取り払った、大胆なチャレンジを続けるユリ・ケイン。50周年記念JVCジャズ・フェス期間中のヴァンガードに、毎夜別ユニットで出演。クラブ・ミュージック・ユニット、ベッド・ロックが熱い!!2004.9 James Farber, The Sound Designer & Magician
NYジャズ・シーンのヴェテランから若手までが全幅の信頼を寄せる、音のデザイナー、ジェイムス・ファーバー。そのキャリアと、サウンドの秘密に迫る、NYレコーディング・エンジニア・シリーズ第5弾!!2004.10 Spanish Harlem Orchestra @ Marcus Garvey Park
2004年も、いろいろな野外イベントで盛り上がったNYミュージック・シーン。キューバのブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブへのニューヨークからの返礼といわれる、スパニッシュ・ハーレム・オーケストラが、ホームタウンでの凱旋野外ライヴ。2004.11 Bob Mintzer Big Band @ Sweet Rhythm
ヴェテランから新興勢力まだ、百花繚乱の隆盛を呈しているニューヨーク・ビッグバンド・シーンで、円熟のサウンドを聴かせてくれる、ボブ・ミンツアー・ビッグバンド。多く市販されている譜面を通して、世界中のアマチュア・ビッグバンドの、お手本でもある。
2004.12 Don Byron Trio @ Leonard Nemoy Thalia
NYアンダーグラウンド・ミュージック・シーンの巨魁、ドン・バイロンがニュー・トリオを結成。ミュージック・スタイル&ヒストリーを自由に跳びこえる痛快なギグで、その全貌が明らかになる。